
チューリンガーを食べました。
「胃袋の伝道師」と呼ばれたカールレイモンさんが函館に来てソーセージなどを作り始めたらしいのです。店内ではレイモンさんの歴史のVTRが繰り返し流れていています。いかにして函館という地に来て、住み着き、ソーセージを作り続けたか。
自分にドイツ系の血が流れているせいか、なんとなく親近感をおぼえます。私の父の先祖もドイツでソーセージを作っていたという話も聞いたので、なおさらです。以前、父がここのサラミを食べたときに、自分が小さいときにお父さん(私の祖父、ドイツ系)が年に数回買ってきていたごちそうのサラミに味が似ていると感激していました。
しかし、函館という場所はおもしろいもので、生粋の函館っ子のおばあちゃんはカールレイモンさんの裏話を色々と教えてくれました。まあ美談ばかりの人はいないわけで…。
お腹も満たされ、ビール1杯で少し上機嫌になった私たちは、あいにくの小雨のなか、元町公園を散策したり、街の中で突如現われる古い建築を楽しみました。

函館にはこんな壁がちょっとしたところに見つけることができます。古いものを壊さず残して、必要に応じて新しいものを作る。もとがいいからできるんだな。
函館を歩いていると、建築以外にも、街の美しさを作っているところを発見しました。
それはゴミが落ちていないところ。コンビニのビニール袋なんて落ちていません。だからとって歩きやすい。観光客が多いのに、それを保っているということは、やは住人の誇りだと思います。街は住んでいる人がそれぞれ守るものだから。

遺愛幼稚園。tauko氏のお母さんはここに通ったそうです。こんなかわいい幼稚園に通えるなんて…。羨ましいです。色は最近ピンクに塗り替えたという話を聞きました。
函館公会堂。基坂から旧英国領事館とこの公会堂を見上げると、あなりに完璧でめまいをおぼえます。
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