タイトル通り、テレビ番組上映会に行ってきました。東郷青児美術館で開催されて、応募したら運良く当たって行ってきたのですが…『ルネサンス時空の旅人〜聖なる都アッシジ物語』。日本テレビの文化の日記念に作られたものらしいです。たしか、HPでは映画って説明してあったような…?
完全にだまされました。あれは何の意味があるんでしょうか?大竹しのぶが旅人として出てきて、ジョットにまつわる場所に行ったりするのですが…何も残りませんでした。絵の全体像をまず見せて、それから細かい部分を見せながら、なぜかその時に全体の構図の説明を…そしてそのままほかの作品に移って…?全体の構図の説明をするなら全体を見せろ!
笑いどころはたくさんあったのですが。大竹しのぶがダンテの神曲の冒頭を朗読します、と言って洋書の真ん中のページを開いて日本語で読み始める…?あれ?
一緒に行った元ルームメートのオメリさんは、笑っているか寝ているかでした。
終了後、みなさんぶーぶー文句を言ってました。そりゃそうだ。きっとあの状況で上映会に行きたいと希望する人たちは、ある程度美術の知識がある人たちだと思う。それなのにあんなものを見せられるなんて。
ちなみに、最初に講演をしたもと日本テレビのディレクターが解説をつけた来年のカレンダーが出口で売ってました。それが売りたいだけなの?
ちなみに、まだ展覧会には行ってません。高所恐怖症の私。42階って…考えただけでも無理です。でもジョットのために行くしかないです。
六本木ヒルズの森美術館にしてもそうなのですが、高いところに美術館を作る必要なんてあるのでしょうか?理解できません。飛行機乗るのがいやでまだヨーロッパに行けない人もいるのに…なんでわざわざ42階に美術館を作って絵画を観るチャンスを奪おうとするのでしょうか。
…ま、これは極端な冗談ですけど。
とにかく、だまされました。
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