10時少し前につきましたが、もうそこは小学生がたくさん。
小学生たちのガイドさんたちのお話も盗み聞きしつつ、散策しました。

東照宮。美しいです。
特に奥宮に感動しました。
美しい森の中続く長い階段を昇った先にある厳粛な空気に気持ちがしゃんとしました。
背筋が自然と伸びます。
奥宮以外は人の多さに疲れてしまいました。
東照宮を観たあと、大猷院に行きました。
東照宮とは違い人が少なく、管理が行き届いている雰囲気がありました。
どこを見ても手入れしてあって、気持ちが良かったです。
階段を昇り拝殿に着くと、お話をする声が聞こえてきました。
中に入るとそこの住職さんがそこにある国宝について説明をしていたのです。
これが我々にとって思わぬ幸運。「ゆっくり休んで行きなさい」というお言葉に甘えて、住職さんの貴重なお話を聴きながらゆっくりと鑑賞することができました。
大猷院は輪王寺の一部で徳川三代将軍家光公が眠っているところ。
私の家光公のイメージはフジテレビの『大奥』のまま。
しかし拝殿にいると春日局が家光が幼少のころから焚いていたという伽羅が香り、拝殿から奥をのぞくと、そこはこの世とあの世が隣り合わせにあり、死んだら行きたいと願ってしまう世界がありました。
私がもっていた家光のイメージはすこぶるよくなりました。
大猷院を見終えると、私たちは好奇心が満たされてそのまま帰りました。
東京に着くとまだ夕方5時過ぎ。
短い間だったけど、濃密な時間を過ごした日光への旅でした。
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