ラジオを聞いていたらコメンテーターが現在の日米関係の話をしていた。そこで気になったのは"鳩山首相"なのに対して"オバマ"であったこと。そこはオバマ大統領としていただきたい。違和感があり、これまで日本でことあるごとに感じてきた外国人の敬称問題を思い出した。
私は日本において半分外国人のような立場で生きてきた。ここでは自分がどう思っているか、ではなく、他人からどう思われているかが問題である。
名前が"バニース"であり、顔が日本人には見えないゆえ、色んな人に呼び捨てにされてきた。おそらく「外国では呼び捨てがあたりまえなんでしょ」という感覚から来るものであろうが、そのときに日本語を話しているのなら、重要なのは相手の国の文化なのではなく日本の文化である。私自身は人のことを呼び捨てにすることは滅多にない。呼び捨てにするのは家族か親しい友人だけである。
また、私の父の国であるアメリカでも、社会的な関係や目上の人にはまず敬称をつける。「下の名前で呼んで」などと言われてからはじめて下の名前で呼べるのだ。
これまでで最も驚いたのは、同級生のお母さんに呼び捨てにされたときだ。心から驚いた。その人からする私の関係は、子供の同級生だ。もし私の母がその人の子供のことを呼び捨てにしたらその人はどういった反応をするのか?
これは極端な例ではあるが、私は日本語で話す限り、たとえ外国人でも敬称をつけるべきだと思う。それが日本の美しい文化なのだから。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment