Mar 11, 2009

ルーブル美術館展

大雨のなか、国立西洋美術館に行ってきました。
楽しみにしていたルーブル美術館展を観に行くために!

10時に会場についたのに、大雨なのに、平日なのに、それでもすごい混雑。
しかし、そんなのはまったく気にならないほどの楽しさでした。

とにかくどこを見ても楽しい!

私にとっての目玉はジョルジュ・ド・ラ・トゥールの『大工ヨセフ』

美しさに飲み込まれていきそうでした。
ろうそくの明かりに照らされたヨセフの目に、人間の強さと弱さを両方映っているようです。
美しいものの前で人はただ立ち尽くしてしまう。そして、美しさの意味が形のそれでなく、内面のものだと気づかせてくれます。この絵を観るだけでもこの展覧会に来た甲斐がありました。
実はこの絵を観たあとは他のものがあまり目に入らなかったです。
そして美しい絵の持つ魔力に取り憑かれ、もう一週間経っているのに未だあの絵を思い出し感動に浸っています。

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