Jun 13, 2008

恐るべし、紀伊国屋書店

昨日、ものすごく久しぶりに紀伊国屋書店新宿南店に行きました。
ここは行ったら絶対に散財するので避けていました。
(いつも新刊はamazonで熟考して買うのです。古本屋もよく行きます。)

なんだか外国の本が欲しくなったので、新宿へ。
しかし洋書では欲しいものがみつからず、同じ階の芸術セクションへ…これが敗因。
三冊も手に取り、レジへ直行。
約7500円なり。私、今無職なのですが…

RENOIR画集(TASCHEN)
カラヴァッジョへの旅 宮下規久朗 (角川選書)
美学辞典 佐々木健一 (東京大学出版)

新宿からの帰りは自分の買い物の重さを実感するため徒歩。
かばんのなかには行きの電車の中で読むための本が既に入ってます。
…重い!!!
(だからでしょうか。今背中がすごく痛いんです)

早速カラヴァッジョへの旅を読んでいます。
宮下規久朗さんの文章は私の好みで読みやすくて好きです。
カラヴァジオ(私は近頃、最後のョをオと読むのが好きです)の少年がなぜあんなに美しいのかを知るために読んでいます。
ちなみに、ルノワールの画集も少年の絵がなぜ美しいかを考えるのに買いました。ただし当の絵(Le garcon au chat)は画集になし。まぁでもカラヴァッジオと美少年つながり。
美学辞典はなんとなく買いました…。このなんとなくが紀伊国屋書店のおそろしさですね。
なんとなく本を買うなんて…しかも一番高価なものなんです。
でも必要だし。←これが貧乏の道の第一歩。

今日から読むものには困らないのでまた引きこもりの日々です。



一見趣味がバラバラな三冊。
私には何かでつながっている。

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