May 28, 2011

相対性理論と本人の言葉

アインシュタインの舌を出した写真が好きだ。
科学者といわれる人々に縁がなく、堅いだけのイメージを持っていたのだが、そのイメージに人間味をもたせてくれた。

その写真のお陰で興味を持ち、そして基本的な知識を得たいがために、相対性理論入門といった本を何冊も読んできた。
何年かおきに相対性理論を理解しようと試み、入門書を読み、そして挫折をしてきた。
相対性理論のなんたるかを理解している父や兄に助言を求めた。
父の説明はあまりに難しく、また兄の説明はあまりに簡潔であった。
(兄の説明は「電車の中でボールを投げるようなもん」わかるような、わからないような)
私はあきらめていた。
真性文系人間に理解しうるような生易しい理論ではないのだ。

あきらめてからしばらく経ち、ある日インターネットで名言の検索をしていた。
そこでアインシュタインの言葉に出会う。

Put your hand on a stove for a minute and it seems like an hour. Sit with that special girl for an hour and it seems like a minute. That's relativity.
「ストーブの上に手を1分置いていたら1時間に感じるだろう。好きな子の隣に1時間座ったら1分に感じる。それが相対性理論だ」

この言葉に私が知りたかった相対性理論のすべてがあった。
私は相対性理論のまわりだけをうろうろしていて、入口の扉をノックしていなかったのだ!E=mC2
未だにちゃんと意味はわかっていないけど(!)

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