
世田谷美術館で開催中の『冒険王・横尾忠則』を観に行く。
自転車で行ってしまった。
我が家からおよそ1.5時間かかった。
tauko氏に言わせると、私は一番遠い道を通ったとのこと。
会場につくと、運動をしたせいか最初の30分はかなり集中できたものの、それ以降は気が散ってしまった。自転車で行くのも考えもの。
さて、横尾忠則である。
ルソーへのオマージュで始まる。
一時期「私はルソーの生まれ変わり…」と言いふらしていたのだが、まさか横尾もそう思っていたとは。
作品を観ていると、3人で会話しているような感覚。
Y字路を観る。あっちの世界が見える。異界が我々の生活のすぐとなりにあることを認識する。
横尾忠則といえば、私は『インドへ』や『私と直観と宇宙人』などのエッセイが大好きだった。
そのエッセイを読んで、私も宇宙人と交信したいと強く願った。まだ宇宙人との接触に成功していない私だが、横尾忠則の絵を見ると、彼が宇宙人と接触していることは感じる。
作品からのエネルギーが強く、少し酔ってしまう。
あまりに量が多かったので、図録を買って帰る。
図録が、とても良い出来。2500円とはお値打ち。
でもまだ中を見ていない…